2010 NEW Designer Fashion Grand Prix

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ニュース

JFW-JAPAN CREATION 2010 AUTUMN/WINTER

  10月7日~9日の三日間、東京ビックサイトにて、JFW-JAPAN CREATION 2010 AUTUMN/WINTERが開催されました。
テキスタイルメーカーとデザイナーやアパレルがコラボレーションする【デザイナーズコラボレーション】のブースでは『染色・後加工表現』をテーマに、鷺森アグリさん、平元聡さん、吉崎結一さん、澤栁直志さんの4名が参加し、展示を行いました。

JFW-JAPAN CREATION 2010 AUTUMN/WINTER

【デザイナーコラボレーション】
繊維・ファッション業界の「創・匠・商」の連携推進を図るJFWのプログラムで、JFW-JCのテキスタイルや染色後加工メーカーとデザイナーとのコラボレーション製品を発表する場です。
参加デザイナーは、それぞれちがう自分が選んだ素材メーカーと組み、デザインと制作を行います。
作品は展示後素材メーカーに貸し出され、デモンストレーションとして使用されます。
ゆえに、デザイナーの実力が重視されるプログラムなのです。
4名の作品を順番に紹介していきましょう。

<Naoshi Sawayanagi/澤栁直志>
4月のJC、クリエーターズヴィレッジに続き、JCは2回連続の出展となった澤栁さん。
「素材を着る」をコンセプトに2型を制作しました。素材で体を挟み込むイメージで、まるで素材が浮き出ているかのように見せる部分に工夫を凝らしました。
素材を平面にした時と、着用した時のギャップ感を味わってもらいたい、といういずれも力作揃い。ワンピースコートとスカートの立体感が、着用したときの豊かな表情をイメージさせます。

コンセプトは“素材を着る JC連続出展の澤栁さん
コンセプトは“素材を着る“ JC連続出展の澤栁さん

<CHAOLU lab/平元聡>
CHAOLU labは、2008年2月からスタート。PLUG in、IFF出展と精力的に活動中のブランドです。
人の手と感覚によって作り出される素材の製造工程をアナログとし、不規則なデジタル模様をパッチワークという極めてアナログな作業で作ったニットとスカート。世間では何事もデジタル化が騒がれているが、今あるデジタルなものは全てアナログによって生み出されたのでは?という平元さんならでは!のユニークなコンセプトが炸裂。
もう1型のコンセプトは「東京羽衣伝説」。キラキラや萌え萌え、ピンクが大好きな天女がモチーフ。柔らかな色彩が印象的で、暖かな気持ちになります。

パッチワークのニットとスカート これが東京羽衣伝説。天女に見えます!
パッチワークのニットとスカート これが東京羽衣伝説。天女に見えます!

<GANGLION/吉崎結一>
2007年にブランドを設立。10月開催のLuxe by PLUG INにも出展しています。
「skin touch」をコンセプトに2型制作しました。暗闇の不安の中、安らぎを得るために人は温もりを求めます。ひとつは、レザーの凹凸加工を施したブルゾンに、洗えるファーでウサギの温もりを切り取ったドレス。もうひとつは暗闇を抜けるための方向を示す柄のブルゾンと、刺繍とカットワークでウサギの残像をカタチにしたドレス。いつもデザインに取り掛かる前に、コンセプトを考え抜くという吉崎さん。不思議の国に迷い込んでしまったかのようなストーリーを感じさせるデザインです。

コンセプトはskin touch ウサギの形のファーで心にも温もりをあたえます
コンセプトはskin touch ウサギの形のファーで心にも温もりをあたえます

<AGURI SAGIMORI/鷺森アグリ>
JFWにて08-09A/Wシーズンデビュー。東コレではおなじみになりました。
ファスナーの風合いを活かしたアタッチメントラインのライダースブルゾン、薄いストライプオーガンジーを重ねてチェックになる様子や、四角のパターンを用いることによって、生地の特性を活かしたサーキュラースカート、ニット地にファーを編み込んだ素材を面で見せたロングニットワンピースの3型を制作。いずれも素材感を最大限に活かしたシックでミニマムなデザインです。

ニット地にファーを編み込んだロングニットワンピース アタッチチメントラインのライダースブルゾン
ニット地にファーを編み込んだロングニットワンピース アタッチチメントラインのライダースブルゾン

この4名を含め、総勢12ブランドが制作展示を行ったデザイナーコラボレーション。
広く無機質な空間に佇むデザインは、各々のデザイナーの個性とそれぞれの素材の個性がぶつかり合い、クリエーションの迫力を感じる展示として来場者の注目を集めていました。

ブース前にはファッション大賞のコーナーも登場

  ブース前にはファッション大賞のコーナーも登場。過去の受賞作品の展示に加えて、新人デザイナーファッション大賞25年の歴史や、この1年の育成・ビジネス支援プログラムを写真パネルで分かりやすく展示しました。ファッション大賞の活動を多くの来場者に紹介する見ごたえのある機会となりました。


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