2010 NEW Designer Fashion Grand Prix

ウィメンズウェア部門・メンズウェア部門 作品募集

ASIAN DESINERS COLLECTION in TOKYO

ニュース

JFW-IFF2010年7月展~入賞者19名が出展。成果相つぐ~

  7月21日(水)~23日(金)の3日間、「JFWインターナショナル・ファッション・フェア」が東京・有明の東京ビッグサイトで開催されました。
「新人デザイナーファッション大賞エリア」は西展示棟アトリウムの半分を使い、大賞PRを始め、入賞者19名が展示とプレゼンテーションを展開しました。
  大賞PRでは、1月展に引続き入賞者と企業コラボをアピールし、来場者から注目を集めました。
  また、文化女子大学 服装学部3年生7名の皆さんが、大賞PRや入賞者19名のサポートなどで活躍しました。以下は女子大取材チームのレポートです。

大賞コーナーでは、澤栁直志さんが素材メーカーとのコラボにより制作した作品を展示。
モデルが着用しデモンストレーションも行った
国内最大のTシャツメーカー、トムス株式会社と入賞者9名によるコラボ作品も展示

【Naoshi+DENIM】澤栁直志さん

2008年入賞の澤栁さん。2009年に自身のブランドをスタート

  2010年2月ニューヨークで行われたRENDEZVOUS-NYやJFW in NY collection showにも出展した澤栁さんの商品は「Naoshi+DENIM」(ナオシ+デニム)のジャケット、パンツ、スカート。またコーディネートのしやすさを意識して、カーディガンやカットソーも展示。
  今後はデニムだけではなく、異素材を組み合わせて新しい服を提案していくそうです。


【Harmony Ka】権藤和彦さん

2007年入賞。2009年ブランド“Harmony Ka”(ハモニカ)を立ち上げる

  ブランドコンセプトは“かさなる調和”で、女の子らしいふわふわした中に、泥くささや暗さといったものを織り交ぜたアンティーク風の服を目指しています。
  Harmony Kaのいちばんの魅力はすべて手仕事の服作り。染め、パターン、縫製、刺繍、プリントなどひとつひとつ丁寧に心をこめて作っています。反面こうした細かいディティールに重点を置いているので、量産ができないことが悩みで、今後の課題は量産するための方法を見つけることだそうです。
  今回のIFFでは、東京の有名百貨店や品揃え店からの発注も入り、活躍の場が拡がってきています。レディス商品が中心ですが、今後は子ども服展開も検討していくそうです。


【riho morishima】森島里帆さん

2009年入賞。プレゼンテーションブースに出展の森島さんは
ひときわ目立ったパンダ柄の商品を見せた

  2010年1月にプレゼンテーションブースに出展し、2回目の参加。今回は実用的で安価な服やサイズなどにも気をつかい、Tシャツ¥4,000~、ワンピースでも最高¥20,000と手ごろなプライス。中でもひと際目立っていたものがパンダ柄のカットソーでした。もともとグラフィックを用いた服づくりが得意で、思いついたのが2色使いの動物・パンダだったという。その他にも2009年新人デザイナーファッション大賞入賞作品 蟻のグラフィックプリントのワンピースや、自身で描いたイラストをプリントしたTシャツなどを展示しました。
  イラストはオリジナルで描き上げたもので、楳図かずお氏の漫画が好きで影響を受けたという。
  現在、文化服装学院の服装科デザインコース3年生の就職活動真っ只中。独り立ちするための力を企業でつけていきたいそうです。

【リポート】谷澤涼子さん

【KazukiiGarashii】五十嵐一貴さん

カットソーも得意な五十嵐さん。
2009年入賞後、12月には早くも自身のブランドを立ち上げた

今回のテーマは「Tsuma-mu」。ふく(服)をつまむ、ひと(人)とつながるということをテーマとしました。
言葉はなく、無言のコミュニケーションの中で服をつまんだり、何かを感じることによって気持ちがHAPPYになったり、心が温かくなるようにという想いが込められています。
五十嵐さんは、服をデザインする前に必ずデザインの元となるコンセプトを絵本などに落とし込むそうです。
人の心が温かくなるようなものがつくりたいという五十嵐さん「使ったり、着たりする人の思いや感じる気持ちをつくりたい!!」と語ります。
そんな優しい五十嵐さん・・・とても可愛らしい一面も。
五十嵐さんが思う完璧なデザインとは、「チュッパチャップス」!!
見た目は派手だけど、実はシンプルなデザインだと言う。
今後もアイディア満載で面白いデザインの発展をしていく五十嵐さんに大注目ですね。


【Takumi Yanazaki】柳崎 巧さん

日本人はもっと好きな色を着るべき!と2009年入賞の柳崎さん

  今回のテーマは、お客さんが自由自在に遊べるデザイン。
  製品が完成ではなく、お客さんが手にとり、お客さんの手で完成してもらいたい。選ぶ楽しさや幼い頃の感覚を思い出して欲しいという想いが込められています。
  また、定番色の白・黒・グレーといった色は使わず日本人があまり着用しないパステルカラーを使用。「日本人は、シャイな人が多い。好きな色が華やかでも洋服に取り入れる色は定番色(白・黒・グレー)。自分の存在を色で表現することを提案します」。ちなみに今、柳崎さんの好きな色は「緑」!!サンプルも緑で作っていました。そんな緑ブームな柳崎さんは、キュウリが嫌い。緑なのに・・・。料理が得意な柳崎さんならアレンジ料理できっとキュウリも克服なはずだが・・・。
  面白い一面を見せてくれた柳崎さんの今後は、「アートからファッション」。
着るというより、人が変わっていくようにという願いも込められています。頭の中はたくさんのストーリー構成が浮かび上がっているのでしょうね。次は何色をテーマにするのか楽しみです。今後も更なるデザインの発想力とアイディアに期待です!!

【リポート】宇根愛さん

北條達也さん

おしゃれへ踏み出す第一歩へ。テーマは「あるこっか」

  2009年入賞の北條さん、現在は札幌で一人暮らしをしているが、北海道の中でも地元の旭川が一番好きだそう。セミナーなどで東京に来ることは多いが、やはり慣れないという。「東京は暑いです。早く帰りたいですね(笑)」。このように、道民愛がとっても強い北條さん。いずれは上京するつもりだが、いつまでも北海道に根付いたモノづくりをしていきたいといいます。
  ファッションに進んだきっかけは、高校3年生の時、仲良くしていたショップスタッフの方が「スタイリストになる」と言って本当になってしまった!それに感動し自分自身もファッションの方向へ行こうと決めたそうです。当初はショップスタッフになろうとビジネスを学んでいたが、服作りに興味を持ちデザインコースに編入。初めのうちは周りについていけず苦労したが、努力の甲斐あってさまざまなコンテストで入賞。「頑張ればなんとかなる!!」。
  今季テーマは「あるこっか」。形はシンプルながら、生地やディティールにこだわりが見られる洋服たち。それはおしゃれに目覚め始めた女性が、第一歩を踏み出すために作られたもの。全体的に茶色・紺・カーキなど、落ち着いた色を使用しています。生地はウールやタオル地。ただ温かいだけではなく、着膨れしないよう都会の人に着てもらいやすくしてます。「北海道のゆったりとした様子や、温かみを表現したい」と北條さん。
  ありがとうございました!北條さんの洋服や写真を見ていたら、私も地元に帰りたくなってしまいました。とてもあたたかくて、優しいお洋服でした。これからのご活躍に期待しています!

【リポート】小池翔子さん

【Lamenviro】福田匡佑さん

自分を「縛る」意味を込めてテーマは「縄」

2009年入賞の福田さん、ブランド名の“Lamenviro”の意味は、”曲がった男”。この名前は、「個性」の強さを表そうとして、考えたとか。
  今回の展示のテーマは、「縄」。このテーマには、「普段のだらしない自分たちに気合を入れる=縛る」という意味が込められているそうです。
  デザインは、いつも“自分が着たい服”がベース。サイズも自分たちの体のサイズに合わせたものを作ったが、今回は、ユニセックスのため苦労しながらメンズとレディスのサイズを合わせました。
  展示期間中「Lamenviro」のブースは、いつも人がたくさん入っていて人気のブースでした。私が取材をしているときにも、記者さんやバイヤーさんが何人もいらしてお話をされていたのも印象的でした。
  今回の商品テーマ“縄”の設定理由は、学生の私もとても共感する。時間に余裕のある“大学生”というブランドに甘えて、ときどき時間を無駄に過ごしていることがある。私はそれに、喝を入れようとしたこともない。しかし、こんな大きな展示会で目標をもって頑張っている学生もいるのだ!!そう思うと、大学生の甘えた生活も改めなければと思う!
  福田さんは、服づくりはもちろん、この忙しさや慌ただしささえも楽しんでいるような雰囲気がありました。その笑顔に惹きつけられ、もっともっと話していたいと思いました。今後の活動がとても楽しみです。

【リポート】伊賀美咲さん

前原加奈さん

文化服装学院からミラノへ留学し、今もミラノで服作りをしている前原さん

2009年入賞。
今回前原さんがテーマにしたのは“REGIONE ESTREMA”日本語で“秘境の地”というテーマ。
  普段から黒が好きで作品によく使いますが、今回も黒の服をメインディスプレイにしたそうです。
また、今回は特に、茣蓙(ござ)を使った作品など意外性を感じる新しいことにも挑戦しました。
  今回のポイントはプライスで、生地やデザインの質へのコダワリは落とさずに7千円~1万5千円程度と低めの設定にすることに努力し、それを実現しました。
  出展の成果を伺うと、「セレクトショップのバイヤーからもお声をかけていただき、ぜひ話を進めたい」と、期待を膨らませていました。
  今後の課題については、「今回のIFFでは海外バイヤーも多く、英語や中国語をもっと勉強したい、またバイヤーが使う業界用語も勉強して商談に生かしたい」。日本はもちろん、ミラノでも自分の作品を展開していけたらいいなと話していた前原さんの世界をめざす夢に期待大です。

【リポート】大橋知紗さん

大林俊介さん

昼は生地屋で働き、夜間学校に通うという忙しい中で出展した大林さん

2009年入賞。
IFF出展は1月展に続き2回目で、今回は「加工と装飾」をテーマにコート、ジャケット、ワンピースを展示。
コートやジャケットは完成後に洗いをかけ、ボタンはヤスリをかけ、ワンピースの生地は軽石で擦ってダメージ感をプラスする加工をしています。苦労したのは貝などの装飾品探しと、その加工だったそうです。
今回はややごつめですが、本来は薄地でふわっとしたものが好き。キレイめでドレッシーなデザインが多い。
前回は透けている素材や全部ラメの素材を使用するなど素材を生かした結果、まとまりに欠けてしまいましたので、今回は統一感やテーマを大事にしていました。
リポーターの私の感想は、
普段、気軽に着れそうなデザインで、とても女性らしさを引き立てる雰囲気が感じられる美しい作品だと思いました。
大林さんは大阪出身でとてもノリが良く、話しやすくて面白い方でした!

【リポート】小矢田 紗希さん

IFF会場で英会話レッスン!

“IFFで海外バイヤーに売るための英語集中講座” フォローアップセミナーを実施しました。
先日、英語セミナーを講義して頂いた横山 美鶴先生にIFF会場にお越しいただき、お客様と商品を前にしてフォローアップセミナーを行ないました。
まさに実践的!皆さんしっかり英会話が身についたようでした。s
この秋には2回目の集中講座も計画中です。皆さんも参加してみましょう!!




文化女子大生の皆さん、搬入日から4日間お疲れ様でした。
初日は、声も小さく接客大丈夫かな?なんて心配しましたが、日に日に成長し、皆さんのサポートもあり、今までにない多くの商談がまとまりました。このパワーを生かし、ご自身の就職活動頑張ってください。応援しています。



大賞エリア19名の入賞者をサポートしてくださった文化女子大学の皆さん。
前列左から谷澤さん、宇根さん、古林さん、後列左から小矢田さん、大橋さん、小池さん、伊賀さん

大きな出展成果を獲得 !
今回の出展では、受注や商談件数が今までの中で
最多となる素晴らしい成果をあげることが出来ました。
入賞者たちはこのチャンスを生かすべく引き続き商談進行中です。
ファッション大賞入賞者の活躍に注目してください。

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