10月25日(土)、入賞者支援プログラムの一環として初の産地視察を東京・八王子市で実施しました。都心のアパレルや消費地からほど近い八王子市は、都心からも約一時間という絶好のロケーション。古くから素材メーカーや工場が集結し活況を呈していましたが、今では数軒を残すのみ。しかし、残った産地の人たちは知恵を出し合い、ここでしかできない技術や小ロットでモノ作りのできる工程などを作り上げ、有名メゾンや若いクリエーターと共に新しい素材や製品の開発を行なっています。この日は東京をはじめ大阪や名古屋からも多数の参加者があり、熱心に勉強し、また工場さんと交流をはかりました。
参加者のほとんどが、産地の現場は、はじめて。
仕事に活かせる情報を、と皆意欲的!
10:00 京王線 平山城址公園駅 集合!
「これからのクリエーターは、マーケットの生き残りをかけて、オリジナリティのあるモノ作りをしなければならない」。
製造現場との取り組み方や、小ロット対応のノウハウを解説する代表の河本さん。「西洋の模倣でなく、日本人のための服を作ってほしい」
10:30 NPOスタイルデポ
自立を目指すクリエーターと製造の現場を結びブランドの支援や教育プログラムの開発を行う。
休日にもかかわらず、自ら編機を動かしてくれた中山社長。希少な編機や編地の説明に、「ニットをめざしているので、勉強になります」「編地のアイデアを仕事に活かしたい」と積極的な意見が。
13:30 中山メリヤス(株)
経編を中心としたオリジナルニットの製造。
ジャージー、プリント、パワーネットなども展開。
起毛、縮絨、ウオッシュなどの加工の手法をデザイナーと相談して決めていくという小宮社長。「作りたいものがあったら相談に乗りますよ」とのこと。整理加工の可能性と重要性を再確認。
14:30 (有)会社大惠
テキスタイルやニットの整理加工。
色々な繊維製品の加工や仕上げにチャレンジしています。
ハンドプリントの良さは、繊細な表現と小ロットでの対応ができること。長濱さんから染色工程とプリントの技術の解説を受ける。「オリジナルプリントをやってみたい」とイメージが広がる。
15:30 ことぶき繊維加工(株)
手捺染によるスクリーンプリントを生産。
紳士・婦人から製品プリント多種多様の素材に表現。
ベテランから若手まで、某有名クリエーターとのエピソードを交えて染色のテクニックを解説する奥田社長。「いつでも遊びにおいで」。やはりモノづくりは現場から。染色の世界の創造性と奥行きの深さを実感。
16:45 株式会社奥田染工場
独創的な捺染の技法を用いて染めを行う工房。
様々な加工のなかでも、塩縮加工を得意とする。
18:00 解散。
お疲れさまでした!!


