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ARCHIVES 2013 AMATEUR CATEGORY

過去受賞作品 2013 年度 アマチュアカテゴリー

2013年のアマチュア部門は、世界19の国と地域からデザイン画8,061点の応募があり、一次審査で選ばれた25点の実物作品が制作されました。最終審査会は東京・渋谷の文化学園遠藤記念館大ホールにてショー形式で行われ、各賞が授与されました。また、大賞30周年記念日本ファッション教育振興協会特別賞として、ビジネス支援1シーズンが併せて発表・授与されました。

2013年度 募集要項・pdfダウンロード

 

最終審査・結果

大賞・文部科学大臣賞・
エールフランス賞

name:大橋 聖平
Shohei Ohashi
School:大阪文化服装学院
Theme:「理想と現実」

理想という光に現実という影が覆いかぶさる心の内面。相反する要素が織りなす心の奥底を表現しました。

 

優秀賞

優秀賞

name:島村 慎太郎
Shintaro Shimamura
School:エスモードジャポン東京校
Theme:「共存」

服の上に装飾品をつけて移動する遊牧民の姿をヒントに、服とアクセサリーが絡んで共存するスタイルの実現を目指しました。

 

秀作賞(50音順)

秀作賞

name:小池 俊介
Shunsuke Koike
School:Central Saint Martins college of Art and Design
Theme:「Question about a wearing」

骨組みに部品を装着して作るロボットをもとに、レイヤーを楽しめる衣服を考えました。進化と衰退に着目し、分解可能な構造を提案します。

name:中川 里実
Satomi Nakagawa
School:エスモードジャポン東京校
Theme:「Neo Shamanism」

人々を癒すシャーマンの女性を現代的にとらえ、オリジナル素材を用いて新しいシャーマニズム表現しました。

name:藤本 真実
Mami Fujimoto
School:上田安子服飾専門学校
Theme:「Shell fish」

まるで彫刻のような貝の表面模様と、白く硬い殻。貝の美しさと身を守るさまを、プリーツとシルエットで表現しました。

name:閔 楨恩
Min Jyonun
School:DONG-A TV INSTITUTE ART & FASHION
Theme:「Infinite connected」

宇宙空間にあいたホワイトホールからインスピレーションした作品です。ドットをペンで描いたオリジナルの生地を連鎖状に使用して帯状に編んでいます。

name:林 吟濃
Rin Ginnoh
School:文化服装学院
Theme:「human cloning」

進化した未来の人間が着用する服をイメージして制作しました。体を守ることや、伸縮性のある素材を使用し機能性を重視しました。

 

大賞30周年記念 日本ファッション教育振興協会特別賞 

name:清水 友香里
Yukari Shimizu
School:文化ファッション大学院大学
Theme:「花鳥風月」

 

最終審査・講評(敬称略)

田山淳朗 Atsuro Tayama(A.T ATSURO TAYAMA デザイナー) / 審査員長
受賞された皆さん本当におめでとうございます。今年の大賞は、世界19か国から約8,100点の応募がありました。今ここに居られる25名の学生さんは、実に8,100分の25という素晴らしい才能の持ち主です。私を含め5人の審査員で審査をさせていただきました。公正かつ厳正な審査をするために、8,100点全てに目を通しました。今日の最終審査では審査開始の前に5人全員でバックステージに入り「ディテール、素材、縫製」を確認し、最終的にモデルが着用した作品を見て点数を入れました。
私を含め5人の審査員の意見をいいますと、
【 ネガティブな意見としては…】
・ちょっと重い服が多かった
・舞台衣装的な服が多かった
・もう少し着ることを考えて作って欲しかった
【 ポジティブな意見としては… 】
・色が綺麗
・パワーを感じた
今回も、個性的・独創的な作品を見せてくれたことに感謝しています。ただ、少しでいいので「着る・着れる」をもう少し服作りに入れると広がりがあったのではないかと感じます。私たちは、今2013年にいます。あと6年で2010年代が終わります。この6年間で、若きクリエーターの皆さんは勉強してください。経験を積んでください。あなたたちが主役になるのは、2020年代・2030年代です。そこにフォーカスして頑張ってください。私たちも陰ながら応援しています。


前列左2番目から、大賞を受賞した大橋さん、一般財団法人日本ファッション教育振興協会の大沼 淳理事長、繊維ファッション産学協議会の廣内 武理事長、東京都産業労働局の塚田祐次局長。他、受賞者とモデル。

 

一次審査結果(敬称略)

世界19の国と地域の大学・専門学校の学生から8,061点のデザイン画が寄せられ、テーマの表現力、デザインの独創性と先進性を基準に5名の審査員により25点のデザイン画が選出されました。

 

氏名(国・学校・Wはウィメンズ、Mはメンズのカテゴリー)/50音順

李 斗成 / E Duson
(韓国・Samsung Art & Design Institute /M)
李 美貞 / E Mijun
(韓国・エスモードジャポン東京校/W)
石本 悠 / Yu Ishimoto
(大阪モード学園/W)
市橋 郁子 / Ikuko Ichihashi
(東京モード学園/W)
右左見 祥子 / Sachiko Usami
(愛知文化服装専門学校/M)
梅垣 恵理 / Eri Umegaki
(大阪モード学園/M)
大橋 聖平 / Shohei Ohashi
(大阪文化服装学院/W)
葛 思妤 / Katsu Shijo
(台湾・東京モード学園/M)
金 泫雨 / Kim Hyonu
(韓国・Samsung Art & Design Institute/W)
金 美玲 / Kin Birei
(韓国・文化ファッション大学院大学/W)
小池 俊介 / Shunsuke Koike
(Central Saint Martins college of Art and Design/W)
ジバジャ ウェネ ディエゴ アンドレ ケイ / JIBAJA UENE DIEGO ANDRA KEY
(ペルー・文化ファッション大学院大学/W)
島村 慎太郎 / Shintaro Shimamura
(エスモードジャポン東京校/W)

清水 友香里 / Yukari Shimizu
(文化ファッション大学院大学/W)
全 晟希 / John Sonhi
(韓国・Hong‐ik university/M)
寺田 祐輔 / Yusuke Terada
(名古屋モード学園/W)
中川 里実 / Satomi Nakagawa
(エスモードジャポン東京校/W)
ナディダー チャンノンシン / NATTIDA CHAMNONGSILP
(タイ・エスモードジャポン東京校/W)
林 穂高 / Hodaka Hayashi
(名古屋モード学園/M)
藤本 真実 / Mami Fujimoto
(上田安子服飾専門学校/W)
白 庚倫 / Beku Kyonyun
(韓国・Samsung Art & Design Institute/W)
宮本 純華 / Sumika Miyamoto
(専門学校桑沢デザイン研究所/W)
閔 楨恩 / Min Jonun
(韓国・DONG-A TV INSTITUTE ART & FASHION/W)
山田 楓 / Kaede Yamada
(東京服飾専門学校/W)
林 吟濃 / Rin Ginno
(台湾・文化服装学院/W)

 

一次審査・講評(敬称略)

田山淳朗 Atsuro Tayama(A.T ATSURO TAYAMA デザイナー) / 審査員長
非常にレベルの高いデザイン画が多かったと思います。選ばれた作品は、デザインだけでなく素材をうまくアピールできた人が選ばれています。海外作品は偶然にもすべて韓国の作品でした。アジアファッションにおける韓国のパワーを感じました。

関口 真希子 Makiko(matohuデザイナー)
作り手の立場から絵の上手い下手ではなく、少ない枚数でもその人が作りたいものが伝わるものを選びました。複雑なデザインが多い中、逆にシンプルな方が目につきやすかったですね。素材等も見たのですが、糸だけ貼ってあるものなど、未知な感じにも惹かれました。

堀畑 裕之 Hiroyuki Horihata(matohuデザイナー)
コンテストでは、コンセプト(アイデア)・テクニック・着たい着せたいと思わせる力の三つを参考に見ているのですが、最後の部分をクリアしたものが残っていると思います。近年、素材を作り込みすぎて手工芸的な作品が多い中、wearableではなくても商品になった時に面白く落とし込めるんじゃないかなというものを選んだつもりです。全体的には今回は国内作品に見ごたえがありました。

三浦 彰 Akira Miura(WWDジャパン/WWDビューティ編集委員)
コクーンシルエットのようないわゆる従来型、コンテスト受けするようなタイプではない作品をあえて選んでいます。素材に関する新しいコンセプト、表面変化や新しい素材感などに絞って選出しました。全体のレベルが非常に高かったです。


一次審査中の審査員、写真左から田山、三浦、堀畑、関口の各氏

 

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