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ARCHIVES 2011 AMATEUR CATEGORY

過去受賞作品 2011 年度 アマチュアカテゴリー

2011年のアマチュア部門は、世界30の国と地域からデザイン画約10,000点の応募があり、一次審査で選ばれた30点の実物作品が制作されました。最終審査会は東京・渋谷の文化学園遠藤記念館大ホールにてショー形式で行われ、各賞が授与されました。

2011年度 募集要項・pdfダウンロード

最終審査・結果

大賞・文部科学大臣賞・
エールフランス賞

name: 富原 吏輝
Riki Tomihara
School: 杉野服飾大学
Theme: 「光と空間」

空間を創る為に壁を作る。光と陰。建築家、坂茂の建築。規則的な構造から生み出される曲線。組織の連続が光と陰を形創る。光と空間。人の手で創る「カタチ」。

優秀賞

優秀賞

name: 武藤 恵
Megumi Muto
School: 文化服装学院
Theme: 「This is My Fortunes」

私が今、楽しくものづくりができるのは たくさんの素敵な人に出逢い、刺激を受け、支えてもらっているからです。たくさんの感謝を込めて私の大切な仲間たちを生地にプリントしました。

秀作賞(50音順)

秀作賞

name: 佐藤 雄介
Yusuke Sato
School: 大阪モード学園
Theme: 「D N A」

人体の持つDNA。そのフォルムに魅了され、scoubidou(スクービドゥ)と言う組み紐の一種の技法を用いてDNAをデフォルメし再現。人間が持つ美しさ、儚さ、繊細さを表現しました。

name: 佐野 このみ
Konomi Sano
School: 愛知文化服装専門学校
Theme: 「texnit -織物と編物の新しい可能性-」

織と編の2つの利点を生かした新素材を開発。これからの服の新しい可能性を提案します。

name: チェン ホンプ
Chen Hung Pu
School: INSTITUTE of FASHION DESIGN, CHIEN UNIVERSITY
Theme: 「記憶の中の草原」

プリント、アップリケ、刺繍、ビーズを使い、私の記憶の中の草原を表現しました。趣き深いメンズクチュールを提案します。

name: 塚原 達也
Tatsuya Tsukahara
School: 神戸ファッション専門学校
Theme: 「編むということ」

竹で編んだ籠から着想を得ました。服を籠のように繊細に編み込んで制作することで柔らかく張りのある造形的な服が出来上がりました。

name: パク ミヨン
Park Mi Young
School: パク ミヨン
Park Mi Young
Theme: 「階段を降りる裸婦」

このドレスはマルセル・デュシャンの「階段を降りる裸婦」からアイデアを得ました。フェルト地を幾何学的にカットし、オリジナルの絵の色調とそろえることで表現しました。

審査員・講評(敬称略)

田山淳朗 Atsuro Tayama(A.T ATSURO TAYAMA デザイナー) / 審査員長
受賞なさった方々、おめでとうございます。想像力が素晴らしく、素材から作る点も良かったです。空気感を含んで、フォルムが作られている点、また縫製も大変よかったと思います。一方で、デザイン画と作品とのギャップがある、また作品のテーマをこなし切れていないという点もありました。私は様々なコンテストの審査をしてきましたが、80年代後半から2001年の作品は、アヴァンギャルドなものが多かったです。これがいつ進化をしていくのか、新しいクリエーションが出てくるのかと期待していました。2010年代になり、今回の作品にもあった新しいフォルム、新しいデザイン、新しい服の形が出てきました。これは本当に嬉しく、素晴らしいことだと思います。どうか、応募なさった皆さん、2010年代を自分の時代にしてください。才能がある方々ばかりですので、努力を重ねて、日本をリードし、そして世界をリードするデザイナーになっていただきたいと思います。


前列左から東京都産業労働局の前田信弘局長、一般財団法人日本ファッション教育振興協会の大沼 淳理事長、繊維ファッション産学協議会の廣内 武理事長、そしてオープニングセレモニー オーナーのウンベルト・レオンさん。中央に大賞受賞の富原さんと優秀賞受賞の武藤さん。

一次審査結果(敬称略)

世界30の国と地域の大学・専門学校の学生から約10.000点のデザイン画が寄せられ、テーマの表現力、デザインの独創性と先進性を基準に5名の審査員により、メンズ10点、ウィメンズ20点で合計30点のデザイン画が選出されました。

氏名(国・学校・Wはウィメンズ、Mはメンズのカテゴリー)/50音順

阿部 優 / Yu Abe
(国際ビューティー・ファッション専門学校/M)
木本 さゆり / Sayuri Kimoto
(東京モード学園/M)
齋藤 勇大 / Yudai Saito
(東京モード学園/M)
佐野 このみ / Konomi Sano
(愛知文化服装専門学校/M)
チェン ホンプ / CHEN HUNG PU
(台湾・Institute of Fashion Design,Shih Chien University/M)
時田 智弘 / Tomohiro Tokita
(Antwerp Royal Academy of Fine Arts Belgium/M)
徳道 ひかり / Hikari Tokumichi
(東京モード学園/M)
本田 剛 / Go Honda
(東京モード学園/M)
山本 真央 / Mao Yamamoto
(文化服装学院/M)
藁谷 静香 / Shizuka Waragaya
(国際ビューティー・ファッション専門学校/M)
秋葉 裕嗣 / Hiroshi Akiha
(文化ファッション大学院大学/W)
尾原 成司 / Seiji Obara
(広島ファッション専門学校/W)
兼松 久美 / Kumi Kanematsu
(名古屋学芸大学/W)
菊谷 彩 / Aya Kikutani
(エスモードジャポン東京校/W)

佐藤 雄介 / Yusuke Satoh
(大阪モード学園/W)
章 少茵 / Shou Shoin
(香港・バンタンデザイン研究所/W)
スージー キム / Su ji Kim
(韓国・Kookmin University/W)
竹村 翔 / Sho Takemura
(大阪モード学園/W)
塚原 達也 / Tatsuya Tsukahara
(神戸ファッション専門学校/W)
富田 正起 / Masaki Tomita
(大阪モード学園/W)
富原 吏輝 / Riki Tomihara
(フリーランス/W)
中田 優也 / Yuya Nakata
(文化ファッション大学院大学/W)
新原 斉 / Hitoshi Niihara
(大阪モード学園/W)
パク ミヨン / Park Mi Young
(韓国・フリーランス/W)
原田 佳奈 / Kana Harata
(文化服装学院/W)
黄 摯煥 / Fan Jifan
(文化服装学院/W)
藤野 究 / Kyu Fujino
(杉野服飾大学/W)
ホン ユウジン / Hong Eun Jin
(韓国・Samsung Art&Design lnstitue/W)
水野 友美 / Tomomi Mizuno
(文化学園大学/W)
武藤 恵 / Megumi Muto
(文化服装学院/W)

1次審査・講評

田山淳朗 Atsuro Tayama(A.T ATSURO TAYAMA デザイナー) / 審査員長
コンテストの中にもトレンドや時代の流れが見えてきていますね。今回は、素材作りまでしっかりできていないといけないという流れを感じました。妥協せず、イメージを大切にしながら服に落とし込んでいってください。

関口 真希子 Makiko(matohuデザイナー)
クラフト的なもの、素材を作り込んでいる方が多かったですね。今まで作ったことのないものを使ってテクニックで作ること、布そのものを構成して作ることの2つの視点から、パターン的に難しそうなものを選びました。ボリューム感を出すことが難しいのですが、試行錯誤しながら完成させてほしいです。

高橋牧子 Makiko Takahashi(朝日新聞記者)
デザイン画が上手くなっていますね。素材にも凝り、複雑な服が増えているのも時代の変化かと思います。また、日常からテーマを得ている人が増えていますが、物の向こうにあるものを考えることが重要です。今回は服とテーマとの関係性やかつて見たことのないものを重点的に選びました。

羽場由美子 Yumiko Haba(装苑編集長)
ポップさや楽しさ、色味を基準として選びました。色々なコンテストを見ていると、素材に凝っている方が多いのですが、懲りすぎて服に落とし込めていないことがあります。そのことに注意しながら、デザイン画に忠実に作って欲しいです。

堀畑 裕之 Hiroyuki Horihata(matohuデザイナー)
昨年は手芸的な手の込んだものが多かったのですが、今年はそれにファンタジーとリアルを取り入れながら服として価値の高いものを選びました。発表の場は大きな会場なので、歩いている姿をイメージして作ってほしい。それには遠くから自分を客観的に見ることが重要です。


左から、一次審査中の田山、高橋、堀畑、関口、羽場の各氏

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